ウーパールーパーのエラの特徴
エラが小さくなる
ウーパールーパーは基本、エラ呼吸をしています。そのエラはウーパールーパーの顔の横についているヒラヒラしたものです。しかし、様々な原因でエラが小さくなっていくことがあります。
まず、水を換えずに水質が悪化するなどして、水中の亜硝酸が多くなるとエラが溶けていき小さくなってしまいます。この場合は水を換えて上げ、水中にバクテリアを増やすこともしましょう。
次に、水中の酸素が少なくなった場合、ウーパールーパーは水面に顔を出し肺呼吸をします。その状態が続くと、エラ呼吸に頼らなくなってしまうため、エラのフサフサが小さくなります。
そのほかにも、別の個体と混泳させている時に噛まれるなどして千切れてしまうこともあります。
このようにエラが小さくなってしまった場合でも、環境を整えてあげることで再生します。
エラの病気
エラは小さくなるほかの、病気にかかる場合もあります。エラに白い綿のようなものが付いているときは水カビ病という病気です。体に傷がある場合などには体に発症することもあります。
水質が悪化したり、ウーパールーパーの免疫力が低下したりした場合に発症しやすくなります。発症しても水カビを取り、水を換えてあげることで治すことができます。また、発症して時間が経っている場合には、塩浴をしてあげることで治すことができます。
予防するには、水質が悪くならないように水換えをしてあげることと、ストレスがかかるような飼い方はしないようにすることが大切です。
エラには大きな血管がある
ウーパールーパーのエラには大きな血管があります。その血管が何らかの原因で外に飛び出すことがあります。
この血管を傷つけてしまうと大量出血をしてしまい貧血を起こします。貧血を起こすと体が真っ白になり、非常に危険な状態になります。
血管が外になる原因は水質の悪化などが挙げられていますが、詳しくはわかっていません。もし、血管が出てしまった場合は、水槽内で引っかからないように注意しましょう。
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