オトシンクルスとウーパールーパーを混泳させて水槽を掃除してもらう

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ペットとして飼われる魚にオトシンクルスという魚がいます。

しかしオトシンクルスという名前はあまり聞きません。

一体どのような魚なのでしょうか。

オトシンクルスはナマズの仲間であり、小さなナマズのような姿をしています。

そして餌として苔などを食べます。

そのためペットとして飼育するというよりは、別の生き物を飼っている水槽を綺麗にするために飼われることの方が多い生き物です。

ではウーパールーパーを飼育している水槽を綺麗にするために、オトシンクルスを混泳させるということは可能なのでしょうか。

ウーパールーパーは肉食で小魚を食べるうえに、動くものには何でも食いついてしまいます。

オトシンクルスは小さい魚なので、混泳させればウーパールーパーが食べてしまうでしょう。

メダカやアカヒレなどの魚であれば、ウーパールーパーの餌にする覚悟で混泳をさせても良いですが、オトシンクルスの場合は餌にする覚悟があっても混泳させてはいけません。

その理由はオトシンクルスの身体の作りにあります。

オトシンクルスは非常に硬い背びれを持ちます。もしウーパールーパーがオトシンクルスを食べたとすれば、背びれが喉や食道に引っかかってしまうでしょう。

またオトシンクルスは捕食された際に胸ビレを開いて、飲み込まれないようにします。

そのためウーパールーパーの食堂などを傷つけることになるのです。

引っかかったオトシンクルスは簡単には外れませんし、外れたとしても傷から化膿してしまうこともあります。

そのためウーパールーパーとオトシンクルスを混泳させることは、非常にリスクが高いことなのです。