ウーパールーパーと金魚

ウーパールーパーを飼育する際、同じ水槽に他の生き物を混泳させようとする場合があります。金魚も混泳させる生き物として多いのではないでしょうか。

ですが、ウーパールーパーと金魚といった、別に生き物を同じ水槽で飼育しても大丈夫なのでしょうか。

ウーパールーパーと金魚を混泳させていると、それぞれに餌を与えることになります。ですが、金魚に与えた金魚用のフードを、ウーパールーパーが食べてしまうことがあります。別の生き物用のフードを食べてしまうことに問題はないのでしょうか。

実は、金魚用として販売されているフードでも、ウーパールーパー用として販売されているフードと基本的な成分は変わりません。そのため、金魚用のフードをウーパールーパーが食べてしまうことに問題はありません。

しかし、金魚に与えるたびにウーパールーパーが食べてしまうと、ウーパールーパーが食べ過ぎになり、病気を引き起こしてしまうこともあるので、餌の与え方に気を付けましょう。

ウーパールーパーと金魚を混泳させた際の問題は、お互いを餌だと思うことです。

ウーパールーパーは魚を餌として食べます。しかし、噛むことができず、丸飲みにするしかありません。そのため、一口で飲み込めるサイズの金魚であれば、餌として食べてしまうことがあります。

また、金魚はウーパールーパーのヒラヒラとしたエラを餌と思い噛みつくことがあります。場合によっては食いちぎられることもあります。ウーパールーパーのエラは再生するので、特別気にする必要はありませんが、傷がある場合は感染症などに注意しなければなりません。

ウーパールーパーと同じサイズほどの金魚であれば混泳させることは可能ですが、お互いの状態をしっかりと観察する必要があります。