ウーパールーパーとアカヒレを混泳させる

ウーパールーパーは水槽の底でじっとしていることが多い生き物です。

そういった部分から癒し効果を得ている人も多いのですが、いざ飼ってみると動きが少ない分、寂しく感じることもあるかもしれません。

そのため他の生き物を混泳さえようと考える人も多いようです。

そこで混泳させる生き物をペットショップで聞いてみると、アカヒレという生き物を紹介されることがあります。

ウーパールーパーとアカヒレは混泳に向いているということでしょうか。

アカヒレとはメダカのような姿をした小魚で、アカヒレという名前が示すように、ヒレが赤くなっているのが特徴です。

華やかな見た目から、観賞用として人気のある魚です。

ではこのアカヒレとウーパールーパーは混泳に向いているのかという点についてですが、アカヒレをウーパールーパーの水槽に入れた場合、高確率で餌となってしまいます。

ウーパールーパーは肉食の生き物であり、小魚は好物であるため、すぐに食べられてしまうでしょう。

そのためアカヒレをウーパールーパーの水槽に入れる場合には、餌にする覚悟で混泳させなければなりません。

ウーパールーパーとアカヒレを混泳させたからといって、絶対にアカヒレが全滅するというわけではありません。

実際にウーパールーパーとアカヒレを混泳させても、4分の3程度は食べられてしまうものの、残りの数匹は食べられずに残るということがあるのです。

なぜこのような状態になるのかはわかりませんが、ウーパールーパーはあまり目が見えておらず、かすかな動きによって餌を判断します。

そのうえでアカヒレがうまく逃げていたために、アカヒレが数匹残る状態になるのではないでしょうか。

しかし数匹残ったからといって、今後も混泳を続けられるわけではなく、いつ食べられるかはわからない状況です。

やはりウーパールーパーとアカヒレを混泳させる場合には、餌として与えるくらいの考えでなければなりません。