ウーパールーパーの手足
手足はあまり使われない
ウーパールーパーは水中で生活している生き物ですが、普段は水中に浮いており、泳ぎ回るということをしませんし、ましてや歩き回ることもしません。そのため、ウーパールーパーの手足はあまり頻繁には使われません。
しかし、ウーパールーパーは稀に大人の姿に変化することがあります。大人の姿になると陸で生活するようになり、陸を歩く必要が出てくるため、手足がしっかりとしてきます。
手足を失ったとき
ウーパールーパーは様々な場面で手足を失うことがあります。
別の個体の混泳させている際に、餌と間違われて噛みつかれた場合や、水質が悪化したことにより溶けてくる場合です。このような場合であっても、ウーパールーパーは手足を再生することができます。なので、あまり心配はいりませんが、まだサイズが小さい場合だと再生する前に衰弱し、餌を食べられなくなって死に至ることがあるため、注意が必要です。
また、手足を失わないまでも、骨折をするということもあります。専用のギプスなどはありませんので、変な形で固まってしまうことがあります。しかし、手足はほとんど使っていないので、生活への支障はほとんどありません。
手足の病気
ウーパールーパーには、手足に関する病気もあります。それはレッドレッグ病と呼ばれるもので、名前の通り足を始め、お腹や喉などが充血し赤くなる病気です。免疫力が落ちたところを細菌に感染することで発症する病気で、進行すると皮膚が壊死して剥がれていき、最終的には死に至ります。
これは、他の個体にも感染するため、混泳させている場合は速やかに別の水槽に移すようにします。
手足に普段は見ない様に赤くなっている場合は、その後しっかりと注意しておきましょう。
スポンサーリンク