成体になったウーパールーパー
ウーパールーパーが成体になると
普段ペットショップで目にするウーパールーパー。およそ10センチ前後のものが多いと思います。
飼育方法によっても左右されますが、ペットショップで販売されているウーパールーパーは幼体だと思ってよいでしょう。
では、ウーパールーパーの成体となるとどのような変化があるのでしょうか。
成体の大きさは40センチになることも
ウーパールーパーは一般的に15センチ前後まで成長します。大きくても20センチほどです。
しかし、ウーパールーパーは成長が著しい生き物であり、場合によっては30センチ近くまで成長することもあり、稀な例では40センチに到達したウーパールーパーがいるとも言われています。
10センチ前後のウーパールーパーしか見たことのない人にとっては非常に衝撃的な事実ではありますが、ウーパールーパーは大きくなる可能性もあるということを頭に置いたうえで、大きく成長しても飼育できるのかを考え、飼育を始めるようにしましょう。
子どものまま成体になる?
ウーパールーパーは成体になると40センチ以上になることもありますが、実は厳密には成体ではありません。
ウーパールーパーは両生類です。そのため、通常であればオタマジャクシからカエルのように、成長過程で姿を変えるはずです。
しかし、ウーパールーパーは大人になっても姿を変えません。いわば、子どものまま大人になるようなものです。
もちろん、ウーパールーパーも姿を変える例はあり、飼育環境にヨウ素が多く存在している場合には姿を変えやすいといわれています。
このように、非常に大きく成長することや、子どもの姿のまま大人に成長するなど、ウーパールーパーには不思議な生態が隠されているのです。
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