ウーパールーパーの痛覚
魚に痛覚はあるのか
人間は怪我をすると痛みを感じます。これは痛覚の働きによるものです。人間以外の生き物でも痛覚を持っており、犬や猫も怪我をすると痛みで暴れます。
では、魚には痛覚はあるのでしょうか。そして、魚に近いウーパールーパーにも痛覚はあるのでしょうか。
ウーパールーパーの痛覚はほとんどない
魚およびウーパールーパーには痛覚はないといわれています。そして、ウーパールーパーにもほとんど痛覚は備わっていないと考えられています。
ウーパールーパーは目が退化してほとんど見えていないため、動くものにはなんでも食いつきます。
そのため、他の個体と同じ水槽で飼育していると、お互いに手足や鰓などを食いちぎってしまうことがあります。
しかし、自分の手足が食いちぎられてもなお、他の個体の手足を食いちぎってしまうことがあることから、ウーパールーパーの痛覚はほとんどなく、ほぼ無痛に等しいのではないかといわれています。
人間の新生児以上の痛覚をもつ
ウーパールーパーには痛覚がないといわれていますが、目がほとんど見えていないことから考えると、痛みを感じていながらも餌と勘違いをして、他の個体の手足を食いちぎってしまっているとも考えられます。
また、魚には痛覚がないと考えられていたものの、最近の研究では人間の新生児以上の痛覚を持っているのではないかとも言われています。
魚やウーパールーパーは、たとえ痛みを感じていたとしても表情が変わるわけでもなく、行動で示すわけでもないので、実際に痛覚があるのかないのかはわかりません。
しかし、飼育している以上は家族の一員ですので、痛みを感じるか感じないかではなく、しっかりと最後まで責任をもって飼育しましょう。
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