ウーパールーパーの内臓は外部から見える
ウーパールーパーのお腹が黒い
ウーパールーパーをよく観察してみると、お腹の部分が黒っぽくなっているのが分かるかと思います。これは体の色が白いリューシスティックやアルビノによくみられるものです。
では、この黒っぽいものは病気かなにかなのかというと決してそうではありません。この黒いものは内臓です。
ウーパールーパーの皮膚は非常に薄く、内臓が透けて見えてしまうのです。体の色が白ければ尚更です。
ですので、お腹が黒いからといって心配する必要はありません。
赤い場合は内出血や感染症の疑いがある
お腹の色が黒い場合は心配する必要はありませんが、赤っぽい場合は注意が必要です。
お腹が赤っぽい場合にまず考えられるのは、内出血を起こしているということです。ウーパールーパーはそれほど動き回る生き物ではありませんが、水中にいる以上は泳ぐことがあります。その際に水槽内の装飾品などにぶつかってしまうと内出血を起こしてしまい、それが皮膚から透けてしまいます。
そしてもう一つ考えられる原因が、感染症による変色です。ウーパールーパーが感染症にかかってしまうと、体が赤く変色していき、次第にお腹のあたりにまで広がっていきます。
つまり、お腹のあたりが赤くなっていると、感染症は進行しているということです。
内出血の場合は自然と回復しますが、感染症は進行してしまうので、早めに対処してあげましょう。
内臓が飛び出してしまう場合も
ウーパールーパーの内臓がお腹から飛び出してしまうということもあります。
ウーパールーパーのお腹は、内臓が透けてしまうほど薄い皮膚に包まれています。そのため、水槽内に鋭利な部分があるとお腹を切ってしまい、そこから内臓が飛び出してしまうのです。これはウーパールーパーを飼っている人としては非常に辛いことで、同時にウーパールーパーも辛い思いをします。
このような事故を避けるためにも、水槽内の整備はきちんと行いましょう。
スポンサーリンク