ウーパールーパーの歯
ウーパールーパーに歯はある?
ウーパールーパーは目があまり良くなく、物が動くのを微かに感じ取ります。そのため餌を食べる際も動くものを餌として食べます。ですので、餌以外のものも間違えて噛みつくことがあります。それは人間の手も同じで、水槽に手を入れると、餌と思い噛みついてくることがあります。
ですが、ウーパールーパーに噛みつかれても痛くはありません。そのためウーパールーパーに歯は無いと思いがちですが、実はウーパールーパーもちゃんと歯を持っています。
歯は使わなくても吸引力が強い
ウーパールーパーは歯を持ってはいますが、手などを噛まれたとしても痛みは感じません。これはウーパールーパーがほとんど歯を使っていないからです。
しかし、別の個体と混泳をしていると、鰓や手足が動くため餌と勘違いをし、噛みつくことがあります。そして、場合によっては鰓や手足が千切れてしまうこともあります。ウーパールーパーは歯をほとんど使っていないにも関わらず、なぜそのようなことが起きるのでしょうか。
それは、ウーパールーパーがとても強い吸引力を持っているからです。ウーパールーパーは餌を丸飲みにするため、餌を吸い込む必要があります。その強い吸引力で吸われると、ウーパールーパーの細い鰓や手足は、傷を負ってしまうのです。
餌の大きさには注意
ウーパールーパーは餌を丸飲みし、噛むことはありません。そのため、与える餌は丸飲みできるサイズのものを与えるようにします。
もし、丸飲みできないサイズであれば、ウーパールーパーは食べずに水槽の中に残ってしまいます。その食べ残しが原因で水質が悪化してしまう場合もあるため、餌のサイズはきちんと考えてから用意するようにしましょう。
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