ウーパールーパーの内臓

ウーパールーパーは産まれたばかりのころ、皮膚も非常に薄く色も着いていないため、内臓が透けて見えます。しかし、その中に赤いものが見えることもあります。

その赤いものが少し大きめであれば内臓ですが、小さいものであれば内出血と考えられます。産まれたばかりの頃は、赤ちゃん同士で混泳をさせることも多く、その時に別の個体から噛まれ、内出血を起こしたと考えられます。

特に健康に影響があるものではないので、心配はいりません。

ウーパールーパーの種類によっては大人になっても内臓がうっすらと透けて見えることがあります。黒いものが透けているので病気かとびっくりしますが内臓です。体の色が薄いアルビノなどは特に内臓が透けやすくなっています。

また、突然黒いものが出てきたという場合は便秘が考えられます。ウーパールーパーは、餌の与えすぎや、砂利の誤飲が原因で便秘を起こします。便秘が考えられる場合には、しばらく餌を与えずに様子を見るようにしましょう。

ウーパールーパーは餌の与え過ぎで便秘になりますが、それ以上にひどい状態になる場合もあります。それは内臓疾患です。内臓疾患になるとお尻からの出血が見られます。

内臓疾患になった場合、体内での異常であるため、飼い主自身の力では解決することが難しいと言えます。

そのため、最近餌を与えすぎたなと感じ、最悪お尻からの出血が見られた場合には、すぐに病院に連れていき診察をしてもらいましょう。

このように、内臓疾患になると自力では解決できなくなってしまうので、そうなる前に、餌の与え方などを再度見直し、ウーパールーパーに最適な餌やりを行いましょう。