ウーパールーパーの水槽の水かさ

ウーパールーパーを飼育する場合、水槽の水には注意しなくてはなりません。水が汚れた状態では細菌が繁殖してしまいウーパールーパーの健康に影響を及ぼしてしまいますし、水に溶け込んでいる酸素の量によってはウーパールーパーが生きていけない状態になってしまいます。

そして、水の状態だけでなく水かさも注意すべきポイントの一つです。

ウーパールーパーを飼育する際、水かさは深めにしておくべきです。水中でなければ生活できないため、体がはみ出してしまうほどの水かさは危険です。

しかし、深すぎてしまうとウーパールーパーがなかなか沈めないということになるため、ちょうどいい水かさを見極める必要があります。

ウーパールーパーの水槽の水かさを浅くした場合、ウーパールーパーに変化が起こることがあります。その変化とは陸化です。

一般的に知られているウーパールーパーは実は幼体です。カエルでいうとオタマジャクシの状態です。しかし、ウーパールーパーは不思議なもので幼体から成長しないのです。

ですが、稀に成体に変化していくことがあります。成体は水中ではなく陸で生活するため、陸化という変化が起きるのです。

陸化する条件などは不明で、水かさを浅くしても必ず陸化するわけではありませんが、可能性は高まります。

ウーパールーパーをはじめとした水中の生物を飼育する場合、水換えも重要です。そして、水換えの方法も注意しなければなりません。

水換えをする場合、水槽の水を全部換えたくなりますが、その方法は間違いです。正しい水換えの方法は、水かさの半分くらいの水を捨てて、新たな水を同じだけ加えるという方法です。

なぜなら水槽内の水には汚れだけでなく、有用な成分も含まれているからです。

水換えの際には注意しましょう。