ウーパールーパーの水槽に石を敷く場合

水槽で飼育する生き物、例えば金魚やメダカなどの魚、小エビなどの甲殻類もいます。これらの生き物を飼育する場合、ほとんどは水槽の底に石や砂利を敷くのではないでしょうか。

水槽の底に石を敷くと見た目も良くなります。また、石の種類によっては水質を良くしてくれるものもあります。

では、ウーパールーパーを飼育する場合には、水槽の底に石を敷くべきなのでしょうか。

ウーパールーパーを飼育する場合、水槽の底に石を敷くべきか。結論から言うと、敷く必要はないでしょう。

例えば、水槽の底に砂利を敷いた場合、ウーパールーパーが餌と間違えて誤飲する可能性があります。ウーパールーパーは消化器官が弱いため、砂利を飲み込むと非常に危険です。

では、飲み込めない大きさの石はどうかというと、石も危険な場合があります。ウーパールーパーは水槽の底でじっとしていることが多いです。そのため、石に触れる可能性が高くなります。そこで、敷いている石に鋭利な部分があった場合、ウーパールーパーが怪我をする恐れがあります。

このように注意点が多いため、石を敷かないほうが安全なのではないでしょうか。

水槽で生き物を飼育する場合に、麦飯石が良いという話があります。

この麦飯石とは、水に入れておくことでミネラルなどの栄養素を放出してくれたり、水中の細菌を吸着してくれたりする効果があります。

しかし、この麦飯石にも鋭利な部分がある場合があり、使う時には注意が必要になりますし、麦飯石を使うことでウーパールーパーが弱ってしまったという声もあります。

もちろん水質が変わるため、ウーパールーパーに影響が出る可能性も充分にあり得ます。

麦飯石を使用する場合は、メリットとデメリットをしっかりと把握しておきましょう。