ウーパールーパーの飼育用水を作るためのカルキ抜きとは

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水に住む生き物を飼育する場合に、絶対に耳にするといっても過言ではない言葉「カルキ抜き」。

日本の水道水は塩素によって消毒され、雑菌などが含まれていない安全な状態で水道から出てきます。

そのため日本の水道水は、山の湧水よりも安全と言われるほどです。

しかしそれを体内に入れるとなると話は違います。

やはり塩素が含まれているので、体調に影響を及ぼす危険性が少なからずあるのです。

もしウーパールーパーなどを飼育する場合に、塩素の含まれた水道水を使ってしまうと、塩素がウーパールーパーに悪影響を及ぼす可能性も否めません。

そこで水道水の塩素を抜いて、飼育用の水にすることを「カルキ抜き」というのです。

カルキ抜きには主に2つの方法があります。

まず1つ目が、1日放置しておくという方法です。

水道水をバケツなどに汲んでおき、1日以上放置しておきます。そうすることで塩素が自然と抜けていきます。

2つ目が薬品を使う方法です。

ペットショップではカルキ抜きのための中和剤が販売されています。その中和剤を水道水に混ぜることで、塩素が抜けます。

上記の2つの方法によって、水道水から飼育用水を作ることができます。

カルキ抜きには2つの方法がありますが、どちらも一長一短です。

1日放置する方法はお金をかけることなく試すことができます。

しかし放置するだけではすべての塩素が抜け切れず、多少残ってしまいます。

それに対して薬品を使う方法は塩素を綺麗に取り除いてくれるでしょう。

ところが使う量などを間違えると、反対にウーパールーパーへの悪影響になりかねません。

ウーパールーパーは比較的強いため、多少塩素が残っていても体調を崩すということはありません。

どちらの方法が良いとは言い切れませんが、ウーパールーパーのことを考えて、どちらの方法を選ぶか検討してみてください。