ウーパールーパーの飼い方：水温管理

ウーパールーパーはメキシコに生息している

ウーパールーパーは元々メキシコに生息している動物です。多くはメキシコの湖に住んでおり、その湖の水温は25度程度です。ウーパールーパーが住むうえでの最適な水温は5度から25度ほどです。そのため、メキシコの湖は非常に快適なのです。

では、日本でペットとして飼育されているウーパールーパーの生活環境はどうなのでしょうか。

夏は苦手

日本でペットとして飼われているウーパールーパーも、最適な水温は5度から25度ほどです。日本では夏になると水温が30度ほどになってしまう場合もあります。ウーパールーパーにとっては、非常に高温です。そのため、何の対策もしないまま、ウーパールーパーを住まわせていると非常に危険です。

夏場はしっかりと水温管理をするなど、飼い方には気をつけてあげるようにしましょう。

水温上昇の対策方法

ウーパールーパーの水槽の水温管理をするためには道具が必要になります。今では様々な種類が発売されているので、管理しやすいものを選ぶと良いです。

基本は、水槽用の扇風機か水槽用のクーラーに分かれます。

扇風機は水面に風を当て、水面から熱を除く事で水温を下げます。しかし、使いすぎると水温が下がりすぎてしまう場合があるので、こまめにチェックして、水温が上がりすぎたら使い、下がりすぎたら使用を止め、を繰り返さなければならず、管理が少し面倒です。

クーラーの場合は、水のろ過装置の中間に設置して使います。水温を検知して温度が上がりすぎていれば自動で起動し、温度が下がりすぎると自動で止まります。そのため管理は非常に楽です。しかし、水温が上がりすぎてしまうと、冷やしきれなくなってしまうため、非常に暑い日は、自らも水温をチェックしておく必要があります。

飼育環境によっても水温は変わりますので、普段の水温をチェックして使いやすそうな方を選んでください。

ウーパールーパーの飼い方：水温管理