ウーパールーパーをベアタンクで飼う場合
ベアタンクとは、水槽の底面に底砂を敷かずに飼う方法です。または、底砂の無い水槽その物を指します。
ウーパールーパーをベアタンクで飼育する利点と欠点
まずベアタンクで飼う場合の利点は、以下の通りです。
- 見た目がスッキリとしている。
- 掃除が楽である。
- 底砂の誤飲が防げる。
欠点としては以下の通りです。
- 水の浄化を行うバクテリアが無い。
- ウーパールーパーが歩きにくくなり滑る。
- 水温が外気温の影響を受けやすくなり変動が大きくなる。
という点です。
底砂で飼う利点は以下の通りです。
- 濾過バクテリアの住処が増える。
- ウーパールーパーが歩きやすい。
- 水草等のレイアウトが行いやすい。
欠点としては以下の通りです。
- 水換えの際の掃除がし辛い。
- ウーパールーパーは誤飲しないように底砂の粒の大きさや形状に注意が必要である。
以上のように、それぞれ利点と欠点があります。
その為、水槽の半分をベアタンク状にし、もう半分は底砂を敷いてウーパールーパーが自由に行き来が出来るようにしている場合もあります。
ベアタンクにするか否かは飼う前に決める
何年もベアタンクで飼育しているウーパールーパーの水槽に急に底砂を敷くと、水中のバクテリアの構成が変わり、水質が変わってしまう為、ウーパールーパーがストレスを感じてしまう場合があります。逆に底砂を敷いていた水槽をベアタンクにした場合もストレスを感じてしまう為、まずはウーパールーパーを飼う前にどの環境で育てていくかを考える必要があります。
もしどちらかで悩んでおり、大きい水槽を持っている場合は、何も敷かない場所と底砂を敷いた場所の両方を水槽内で作り、ウーパールーパーが自由に行き来できるようにするという方法もあります。
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