ウーパールーパーの盆栽飼育

ウーパールーパーは販売されている段階では小さいですが、成長していくにつれて大きくなります。平均の体長は15センチほどで、個体によっては30センチほどにも成長する場合があります。

このように大きくなるウーパールーパーを大きくしない飼育方法が盆栽飼育です。与える餌によって成長を抑え、好みの大きさで留めるのです。

大きくなるウーパールーパーでも盆栽飼育によって小さいままに留めることができます。しかし、この盆栽飼育は避けるべき飼育方法です。

餌によって成長を止めるということは、成長のための栄養素が足りない状態だということです。これはいわば虐待と同じ。本当にウーパールーパーが好きで飼育をしている人にとっては、非常に耐えがたい飼育方法です。

また、ペットショップなどでも盆栽飼育を紹介している店がありますが、そのような店は動物への対応がきちんとしていない可能性があるため、購入の際には注意が必要です。

ウーパールーパーはのんびりとした性格の生き物です。そのため、盆栽飼育という過酷な飼育方法はとらずに、自然の状態で成長させてあげましょう。

また、最大で30センチほどになる可能性もあり、30センチともなれば水槽も大きなものが必要となり、水槽を置くスペースの確保も必要になります。

ウーパールーパーは小さい生き物だと思い込んで飼育を始めてしまうと、後々成長してしまった場合に飼育が困難になって放流してしまうといったことにもつながってしまいます。

ウーパールーパーの飼育を始める場合には、大きくなる生き物だということを忘れないようにしてください。