ウーパールーパーと底面濾過
底面濾過とは水槽の底面に敷いて使う濾過フィルターです。底面フィルターの上に底床を敷き、エアーポンプや水中ポンプ等を使って底面フィルターの上の底砂に水を通します。そして底砂に濾過バクテリアを住み着かせ、底砂を濾材(濾過に使う多孔性の材料)の様に使用して濾過を行います。
しかし長期に渡って使用すると糞や餌の食べ残し等が溜まってしまう為、定期的に入れ替えが必要になります。
底面濾過を使った環境での飼育
ウーパールーパーを底面濾過の設置をした水槽で飼う場合、底面濾過の濾材である砂利をウーパールーパーが食べてしまう場合もありますが、すぐに餌では無いと判断して、プッと吐き出す為、誤飲に関する心配はありません。また、もし飲み込んでも糞と一緒に排出されます。(排出しない場合は動物病院で処置してもらいましょう)
それよりも、適切な酸素の供給が必要になります。ウーパールーパーが酸欠状態になると共に、砂底のバクテリアも死んでしまう為、水槽内の水の浄化が出来なくなってしまいます。また、あまりにも大きい水槽でウーパールーパーを飼う場合、砂の中の流水性が良くなり過ぎて、砂底のバクテリアが死んでしまう可能性があります。
水の入れ替え時の注意点
水の入れ替えは、水を抜く時は早く、水を入れる時はゆっくり入れる、という事が基本です。勢い良く水を入れると、底面濾過の為に敷いている多孔性の濾材にはたくさんの空気が含まれている為に浮き出し、レイアウトした水槽の中身がぐちゃぐちゃになってしまいます。その為、新しい水はゆっくりと入れる必要があります。
底面濾過を行う場合のポイント
底面濾過を行う場合は、以下の3点がポイントとなります。
- 底を3cm位に盛る
- 大磯砂の小粒位の物を使う(あまり細かい砂は餌と一緒に食べ、糞として出てきます)
- 平面を清潔に保つ(糞や餌の食べ残しをスポイト等でこまめに取る)
以上の3点に気を付けて、底面濾過を行うようにしましょう。
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