ウーパールーパーの孵化
ウーパールーパーの繁殖
ウーパールーパーは、オスとメスを混泳させていれば繁殖する可能性があります。これは繁殖させようと思わなくても起こりうることですので、混泳させる際には注意が必要です。
ウーパールーパーは一度に数百個の卵を産み、そこから子どもが産まれてきます。産卵時期は12月から4月。冬から春の温度が上昇したころに産卵をします。しかし稀にそれ以外の時期にも産卵をする場合もあります。
一般的な魚や両生類と同じ繁殖の仕方で子どもを産みます。
孵化までの期間
ウーパールーパーの卵は産卵後2週間ほどで孵化します。水温が高いほど早く孵化すると言われており、場合によっては、1ヶ月近くも孵化しないという場合もあるようです。しかし孵化が遅れたからといって産まれてくる子どもに悪影響が出るわけではないので、気長に待ちましょう。
産卵後の注意
ウーパールーパーが産卵した後、注意すべき点がいくつかあります。
まず産卵後、親と同じ水槽に卵を置きっぱなしにすると、卵が親に食べられてしまう恐れがあります。なので、産卵後はすぐに卵を別の容器に移すようにします。
そして、孵化後1週間はエビの子どもなど、小さな生き物をエサに与えます。ウーパールーパーは子どもの時からエラがフサフサしています。そのためお腹を満たしてあげておかないと、別の個体のエラを噛んでしまう恐れがあります。
そして孵化後3週間ほどしたところで、エサを赤虫メインで与えるようにします。このとき手足が生えてくる時期ですが、空腹になると別の個体の手足に噛み付いてしまいます。この時もお腹を満たしてあげるようにしましょう。
4週間が経ったころから、サイズに違いが出てきます。サイズが違うウーパールーパーを混泳させると、大きい方が小さい方を飲み込んでしまうことがあるので、サイズを見ながら、容器を分けるようにしましょう。
せっかく産まれてきた子どもたちなので、しっかりと育ててあげましょう。
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