ウーパールーパーが呼吸困難に陥る

ウーパールーパーの大きな特徴ともいえるのが、顔の横のフサフサでしょう。キャラクター化される場合も、絶対といっていいほどフサフサを特徴的に描いています。

このフサフサはエラであり、ウーパールーパーの呼吸において非常に重要な器官です。

さらにこのエラはウーパールーパーの健康のバロメーターとも言えるのです。

ウーパールーパーのエラは必ずしもフサフサしているわけではなく、小さくなることもあります。他のウーパールーパーと同居させている場合に食いちぎられたり、飼育環境が悪いために小さくなったりするためです。

こうなるとウーパールーパーの体調は悪くなっていると言えるので、日常的にエラの大きさを観察しておくとよいのではないでしょうか。

もしウーパールーパーのエラが小さくなっているのであれば、ウーパールーパーは呼吸困難に陥るかもしれません。

前述したようにエラは呼吸を行う上で重要な部分です。もしそれが小さくなったとすれば、呼吸がしにくくなるのは当然です。

またウーパールーパーのエラが充血しているという場合もあります。この場合もウーパールーパーは呼吸困難に陥る可能性があります。

原因は水質の悪化などが考えられるので、水換えをするなどして、環境を整えてあげましょう。

ウーパールーパーを襲う病気の一つに白点病という病気があります。この白点病はその名の通り、ウーパールーパーの体中に白点が現れる病気です。

原因は細菌で、感染することで発症します。

この白点病は体中に発症するので、エラにも発症してしまいます。こうなると呼吸困難に陥ってしまうのです。

白点病の治療は細菌を排除するしかないため、病院に連れて行って適切な処置をしてもらうようにしましょう。