ウーパールーパーは脱皮するのか～皮膚の特徴

ウーパールーパーは脱皮する？

ウーパールーパーが脱皮したという話を聞いたことある方が多いと思うのですが、ウーパールーパーは脱皮をするというよりは、皮膚が剥がれ落ちると言うような言い方の方が相応しいのかもしれません。

ウーパールーパーの皮膚

ウーパールーパーは両生類に属しており、水中で過ごす時はエラ呼吸であり、皮膚では呼吸していません。皮膚で呼吸しなくなると、角質がたまり、古い角質が剥がれ落ちていくという現象がおこります。多くの人が言う、ウーパールーパーの脱皮とはその現象のことを指しています。

脱皮と言うと、せみや蝶の成長段階で行われるようなものがイメージしやすいと思いますが、ウーパールーパーは成長していくと共に、狭くなった皮膚が剥がれ落ちるもので、脱皮とはまた少し違うものです。

脱皮と間違えられやすい現象

ウーパールーパーは、デリケートな生き物であり、生きていううちに、寄生虫に生息されてしまうことや感染症にかかることもあるでしょう。

また、途中で変態することもあり得る生き物です。その一生のうちにかかる感染症や病気、寄生虫からのトラブルにより、皮膚疾患を引き起こすことも少なくありません。そのようなトラブルから新しい皮膚が再生するために皮膚が剥がれ落ちると言うことも少なくありません。

例外的に脱皮する

ウーパールーパーは、両生類ですが、一生水中で生きる動物です。しかし、あまり例は多くありませんが、条件を変えることによって変態させたり、自ら変態してしまった場合には陸に上がって生きていけるように皮膚そのものも変化しなければなりません。変態する場合に限っては新しい生き方をする上で必要な脱皮という現象が起こります。

→ウーパールーパーが変態する条件

ウーパールーパーは脱皮するのか～皮膚の特徴