ウーパールーパーの稚魚の成長

ウーパールーパーを飼育する場合、大人に成長した個体をペットショップで買ってくるという人が多いでしょう。

しかし飼育に慣れてくると繁殖させる場合もあるかと思います。つまり稚魚の状態から飼育を始めなくてはなりません。

ではウーパールーパーを稚魚から育てる場合には、どのようなポイントを抑えればよいのでしょうか。

ウーパールーパーの稚魚は非常に小さいものです。

生まれてから2日間は餌を与えなくても問題ありませんが、それ以降は餌を与えなければなりません。

非常に小さいウーパールーパーの稚魚に、どのような餌を与えればよいのでしょうか。

生まれたての場合は、ブラインシュリンプと呼ばれる小エビを与えます。

ブラインシュリンプも非常に小さな生き物なので、ウーパールーパーの稚魚でも食べることができます。

ブラインシュリンプを与えていくと、徐々に成長していき、サイズも大きくなっていきます。

そうなってくると大きな餌も食べることができるようになるので、ウーパールーパーのサイズに合わせて、赤虫や人工の餌を与えましょう。

大きな餌を食べられるようになると、ウーパールーパーは急激に成長していきます。

ウーパールーパーの稚魚は1度に複数匹生まれます。

もし多くの稚魚が成長をして大きくなったとすれば、水槽のサイズにも注意しなければなりません。

同じ水槽にある程度であれば複数のウーパールーパーを同居させることはできます。

しかし無理矢理1つの水槽に入れてしまうと、大きなストレスにもなりますし、水中の酸素も少なくなり、非常に危険です。

そのためウーパールーパーを繁殖させる場合には、水槽が複数台必要になるということを覚えておいてください。