ウーパールーパーの病気:レッドレッグ病
レッドレッグ症とは
レッドレッグ症とはレッドレッグ症候群とも呼ばれる病気で、正式名称は、細菌性皮膚敗血症と言います。ウーパールーパーだけでなく、カエルやサンショウウオなどの両生類に多く見られる病気です。
レッドレッグ症を発症すると、腹部や喉周辺などが充血し、赤くなります。症状が悪化していくと、出血などを起こし皮膚が剥がれ落ちてしまう場合があります。またそれと同時に痩せていき、あまり動かなくなります。そして最終的には死に至ります。
レッドレッグ症の原因
レッドレッグ症の発症の原因は、免疫力の低下により、感染しやすくなることです。ウーパールーパーの場合は、水質や水温、餌の量やストレスなど、様々な点に注意しながら快適に生活できる環境を整える必要があります。
しかし、環境を整えることを怠り、ウーパールーパーの免疫力が低下すると細菌に感染してしまいます。また、レッドレッグ症を発症する細菌は複数あるため、免疫力が低下するごとに、様々な細菌に感染していく可能性もあります。
最大の予防方法は、とにかくウーパールーパーの体に合わせた環境を整えてあげることです。
対策方法
レッドレッグ症が発症した際に行うべきことがあります。それは発症したウーパールーパーを隔離することです。そして水槽などを全て洗浄することです。レッドレッグ症を発症する細菌は、水を介してどんどん拡大していきます。同じ水槽で別の個体も同居させている場合には、感染する前に隔離をします。また、水の中にも細菌が大量にいるので、一度全てを綺麗にします。
そして、病気に対しての対策方法には、いくつかあります。まず、塩水の中を泳がせることです。塩水は体調が悪そうなときにも効果的です。また、さらし粉やクレゾールといった市販の消毒液を溶かした水の中を泳がせるのも効果的です。しかし、いずれにしても濃度が濃すぎるとウーパールーパーへのダメージとなるため、薄めの濃度で行うようにします。
濃度の調整が難しいので、心配であれば病院に連れていくことをおすすめします。
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