ウーパールーパーの病気：エラ

ウーパールーパーにとってのエラは、呼吸をする為に必要不可欠な器官です。それだけにエラは、血管が張り巡らされていて、体調不良はすぐにエラに出てきます。よくエラを観察する事が、病気を早期に発見する為の早道になるでしょう。

ウーパールーパーのエラが溶けたり、無くなるのは、多頭飼いでないなら、水槽内の水質の汚染によって、弱い細菌に感染しているせいかも知れません。水カビの場合には、ただ、エラが溶けるばかりでなく、明らかにカビと分かる白い、綿ぼこりのようなものがエラに付着します。

ウーパールーパーのエラから血色がなくなり、色が黒から白に変わると、水質汚染がひどくなっていると考えられます。このままにしておくと危ないので、必ず、水槽の水を換えて下さい。

飼い主さんにもよりますが、ウーパールーパーは、薬に弱い生き物です。エラの病気が、白カビや細菌によるものなら、薬による治療も必要ですが、

という時には、無理に薬を使うというのではなくアクアセイフという水槽内の水質を改善する浄化剤を使います。アクアセイフは、水質をクリアにしてくれる水槽の栄養剤です。これを投与した水槽にウーパールーパーを放し、様子を見ます。

もし、複数の原因がないのであれば、これだけでも、エラは白から黒っぽく復活し、溶けたり、壊死したエラも再び、再生してきます。これでも、状態に変化がないなら、カビや細菌によりウーパーの健康が脅かされている可能性があります。