ウーパールーパーの病気:脱腸

ウーパールーパーの病気:脱腸

ウーパールーパーの病気:脱腸

ウーパールーパーが脱腸になる原因

ウーパールーパーだけではなく、両生類は脱腸を引き起こしやすい生き物だと言われています。脱腸の原因は、便秘が原因で起こる場合や、肛門筋が弱ることで脱腸が起こることもあります。また、産卵が原因で脱腸になることもあります。脱腸の原因はさまざまであり、原因を特定することが難しい場合もあるそうです。

 

脱腸になったら気をつけること

ウーパールーパーが脱腸してしまったら、食事を与えることは避けましょう。慣れている方は、食塩水を薄めて水槽の中に入れて浸透圧を利用して戻すとうい方法を用いることもありますが、ウーパールーパーはそれほど塩分には強くないので安易に用いることはやめましょう。

 

ウーパールーパーが寄生虫に生息された場合や、水槽に寄生虫が発生した場合にもよく食塩水が使われますが、ウーパールーパーの大きさや状態等の情報を元に獣医師に相談してから行うことをおすすめします。

 

脱腸になった場合の餌

ウーパールーパーが脱腸になったら、極力、餌を与えない方が良いと言われていますが、獣医師によっては、排便を促すために、生餌を勧める先生もおられます。

 

しかし、それは、あくまで排便を促すために行うものであって通常の量を与えてはいけません。2〜3日、餌を与えずに様子を伺い、それでも排便がなければ、通常の餌の量よりも少なめに生餌を与えて見ると良いかもしれません。

 

また、マグロやミミズ等の生餌は消化作用があるので、脱腸の時だけにかかわらず、日頃から定期的に与えていると病気等のトラブルも少なくてすみそうです。また、一度脱腸してしまうと、治っても繰り返すことが多く、対処法について獣医師と相談しておくと自分で対応することができます。

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