ウーパールーパーの病気:皮膚・粘膜が剥がれる
粘膜が剥がれ落ちるのは病気?
ウーパールーパーは、デリケートな生き物であり、少しの環境の変化にも敏感に反応します。ウーパールーパーは皮膚の変化で体調不良をあらわすことがあります。水槽の中で他の生き物につつかれたり、怪我をしたりした時に、傷口の粘膜が剥がれ落ちるという現象が起こります。それは、傷口を守りために粘膜を出します。粘膜は白くてふわふわしたものです。
ウーパールーパー皮膚はストレスにも反応する?
ウーパールーパーの皮膚は、傷やトラブルだけではなく、ストレスにも敏感に反応します。水温が少しでも高い状態であったり、水質が悪かったりすると粘膜が剥がれ落ちるということが起こります。病気とは言い難いのですが、ウーパールーパーが住む環境に相応しくない状態なので適度な水温を保ち、綺麗な水に換水することが好ましいと思われます。
皮膚トラブルが起きた時、多くの場合、食塩水を薄めて対応しますが、このような場合は食塩水での対応ではなく、水質を改善し、皮膚が綺麗になるのを待つことが良いでしょう。
粘膜の剥がれと水カビ病
ウーパールーパーの粘膜の剥がれと水カビ病を間違えてしまう初心者も少なくないようです。水カビ病は水の中の菌によってできたもので、えらに綿のようなものがつく病気です。これも、水質の問題で生じる病気であり、綺麗な水と適切な水温を維持することで改善されていきます。
水カビ病は、感染する病気ではないので、複数のウーパールーパーを飼育していても、同じ水槽に入れていても大丈夫ですが、飼育環境が悪いということには変わりないので気配りを行うことが大切です。水の交換の頻度を上げることで症状は改善されていくことでしょう。他にも塩や薬を使って対処することもあります。
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